頭痛の原因は肩こり?頭が痛くなる種類と対処方法を知ろう!

デスクワークをしていると頭痛がしてつらい。

目もショボショボするし、ピントが合いづらくなってかすむこともある。

雨の日や曇りの日は、頭がドヨーンと重くなって、しばらくするとズキズキと痛みがやってくる。

 

このような頭痛の症状でお悩みの方もいらっしゃることでしょう。実はこういったつらい頭痛の原因は「肩こり」から始まっているかもしれません。

今回は、何もやる気がなくなっていく頭痛の原因や種類、症状や予防方法について紹介していきます。

頭痛の原因だと思うこととは?

頭痛 肩こり 原因 改善

あなたは頭痛がどうして起こると思いますか?

このような疑問をエスエス製薬さんが過去調査されていました。

まずは調査結果の内容を見てみましょう。

「頭痛の原因だと思うことは?」(複数回答)

1位:肩こり 65.5%

2位:目の疲れ 52.4%

3位:首のこり 50.3%

出典:エスエス製薬

 

頭痛の原因として、肉体的な原因だと考えている人が多いようです。

では、このような肉体的な原因は、どうして起こっているのでしょう。

 

この疑問に関する調査も、エスエス製薬さんは行っていました。

「頭痛に関わりがありそうな生活習慣」(複数回答)

1位:パソコンを毎日やっている 95.0%

2位:肩こりや首のこりを感じることが多い 80.6%

3位:疲れがとれないと感じることがある 79.4%

出典:エスエス製薬

 

これらの生活習慣を見てみると、長時間同じ姿勢を続けていることが原因じゃないのかな。そんな風に考えている方が多いことがわかります。

頭痛の種類と症状について知ろう

 

頭痛 肩こり 種類

では、次に頭痛について少し専門的なことをお伝えします。

頭痛には大きく分けて2つの種類があります。

  • 片頭痛
  • 緊張型頭痛

 

そして最近では、緊張型頭痛に近いのですが、ストレートネックが原因となり頭痛が起こることもあります。

それぞれの原因と症状を見ていきましょう。

片頭痛

言葉は耳にすることが多い「片頭痛」。しかし片頭痛がどのような原因で起こるのかを知っている人は多くありません。

片頭痛は、脳の血管が急激に拡張することで、神経が刺激され痛みを感じるようになります。

主に血管が拡張するのはストレスから解放されるときですので、休日や連休へ入ったときに経験する人がいらっしゃいます。

 

また、あなたも経験があるかと思いますが、

  • 寝不足
  • 寝過ぎ
  • 疲れすぎ
  • 大きな音
  • 刺激の強い光

こういったことが原因となり、片頭痛が引き起こされることもあります。

片頭痛はひどくなると、頭痛だけではなく吐き気や嘔吐の症状が出てくることもあります。

緊張型頭痛

緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)という言葉は、あまり一般的ではありません。

しかし、私たちが経験する頭痛の大半は、緊張型頭痛だったりします。

 

緊張型頭痛とは、

  • 頭の横の筋肉
  • 首まわりの筋肉
  • 肩周辺の筋肉

 

これらの部分の血流が悪くなることで、老廃物が筋肉内に溜まり、そのせいで神経が刺激され頭痛が起こってきます。

 

長時間同じ姿勢を続けるパソコンやデスクワークが原因で、頭痛は肩こり(首まわり)から起こっていると思うという回答は正しいと言えるでしょう。

緊張型頭痛の症状は、疲れが溜まる時間に痛みとして出てくることが多いです。片頭痛のように吐き気や嘔吐などはありません。

 

ただ、日常生活(生活習慣)が原因で起こっていることが多いため、頭痛が慢性化するケースもゼロではありません。

ストレートネック

緊張型頭痛に近いのが、ストレートネックが原因で頭痛が起こることです。

 

スマートフォンが普及してから長時間スマートフォンを見ているため、首の骨の適度な湾曲がなくなり真っ直ぐになってしまうことで、重い頭を首や肩まわりの筋肉で支えるようになりました。

そのため、常に首や肩まわりの筋肉に力が入り続け、緊張状態を作り出した結果「頭痛」を引き起こしているのです。

 

原因や症状は「緊張型頭痛」とほとんど変わりません。

ですから従来ならデスクワークやパソコンを長時間使っている人だけがなりそうなことでした。

 

しかしスマートフォンが原因の一つとなったことで、デスクワークやパソコン仕事と無縁な人も、緊張型頭痛を引き起こす可能性が増えているのです。

このような理由から、従来の緊張型頭痛だけではなく、スマートフォンを使うことで起こりえる「ストレートネック」も、頭痛の原因だと考えておく必要があるでしょう。

頭痛の7割は首まわりから

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頭痛には大きく分けて「片頭痛」と「緊張型頭痛」の2つがあることを見てきました。

 

では、この2つの頭痛のうち、どちらが私たちの頭痛の大半を占めているのかというと……。

小林製薬さんが2010年に調査された結果を参考にすると、約7割が緊張型頭痛だということなんです。

 

2010年で約7割だったのですから、2019年の今ですと2010年よりもストレートネックの人が増えているように思いますので、約8割が緊張型頭痛なのではと考えても良いでしょう。

(出典:小林製薬)

そして、この結果からもう一つわかることがあります。

 

それは、私たちが日常の中で体験する頭痛の約7割は、緊張型頭痛を引き起こす

・肩まわりの筋肉の緊張

・首まわりの筋肉の緊張

すなわち「肩こり」から起こっているということなんです。

頭痛の予防と対処法

頭痛 予防 対処法

それでは、それぞれの頭痛から解放されるためにできる予防と対処法を紹介していきます。

片頭痛の場合

片頭痛には次のような予防方法があります。

(1)原因を探る

片頭痛が起こったときのことを記録します。

人混みに行った後、寝不足だったとき、いつも週末。

あなたの片頭痛のパターンを見つけましょう。

(2)寝すぎは時差ボケと同じ

片頭痛がつらいからと、寝過ぎるのはNGです。

二度寝も片頭痛を引き起こす原因になります。

(3)食品に注意しよう

片頭痛を引き起こしやすいと言われている食品があります。

・赤ワイン

・ヨーグルト

・チョコレート

食べ過ぎ飲み過ぎは良くありません。

片頭痛が起こったときの対処法も一緒に見ておきましょう。

(1)休む

静か。チカチカしない環境。

この2つを整えて休みましょう。

外部からの刺激を少なくするのがポイントです。

(2)冷やしましょう

血管が拡張することで頭痛が起こっていますから、冷やすことで血管が収縮します。

緊張型頭痛の場合

緊張型頭痛には次のような予防方法があります。

(1)姿勢を変える

同じ姿勢を長時間続けないことが肝心です。

(2)血行を良くする

肩や首まわりの筋肉を動かすことで、血行を良くしましょう。

血液が流れると疲労物質も一緒に流れていきます。

(3)寝るときの気配り

寝ているとき、枕が合っていないと首や肩の筋肉が緊張することもあります。

自分の首と肩に合わせた枕を見つけましょう。

緊張型頭痛が起こったときの対処法も一緒に見ておきましょう。

(1)温める

筋肉の緊張を解放する。すなわち血行を良くすることが必要ですから、温めることが大切です。

(2)ストレッチ

筋肉を適度に動かしましょう。

動かすことで緊張がほぐれます。

(3)気分転換

ストレスが溜まると、筋肉は緊張してしまいます。

これは血行を滞らせる原因になります。

気分転換することで、少しずつ緊張を減らしていきましょう。

ストレートネックの場合

ストレートネックが原因の場合には次のような予防方法があります。

(1)姿勢を整える

体全体の姿勢を整えることで、背骨から首の骨が自然なS字カーブになり、重い頭をバランス良く支えてくれます。

その結果、首や肩まわりの筋肉への負担が軽減されます。

(2)目線に注意

スマートフォンを見るとき。パソコンを見るとき。本を見るとき。

下向きに見る癖がついていますので、目線をまっすぐにする習慣を取り入れましょう。

(3)こまめにチェック

ストレートネックは癖になっていますから、30分に1回、60分に1回は、自分の姿勢をチェックすることが重要です。

ストレートネックが起こったときの対処法は、なかなかご自身だけで改善するのは難しいものです。

首の骨の癖を正しい位置へ戻すためには、骨盤から背骨までの位置を整えなくてはいけません。

そのためには、カラダの専門家による定期的な施術と、あなたに合った日頃のトレーニングが必要になります。

ストレートネックが原因で頭痛が起きているかも?

そんな風に感じておられるのなら、お近くの整骨院や整体院へご相談ください。

頭痛の原因「肩こり」を予防するストレッチ

頭痛 ストレッチ3

簡単に、いつでもできる「肩こり」予防のストレッチ方法を紹介します。

このストレッチを、こまめに行うことで緊張型頭痛を予防することができるでしょう。

STEP1右手を右肩へ置きます。

STEP2:そのままゆっくりと肘を上へ動かします。

STEP3:二の腕が耳の横、または、耳寄りも少し奥(頭の中心側)まで動かしましょう。

STEP4:ゆっくりと下げて戻します。

STEP5:反対側も同じように動かします。

固まった筋肉がほぐれたなと感じるまで、繰り返してみてください。

まとめ

頭痛が出てくると、仕事もプライベートなことも、全部興味がなくなりやめたくなります。

 

だからこそ、日頃からの予防によって頭痛が起こりにくい体を手に入れておくことが必要です。

なかなか治まらない頭痛でお悩みなら、カラダの専門家である整骨院や整体院へご相談ください。

お近くに相談できそうなところが見つからない方は、森の葉整骨院までお問い合わせください。

 

あなたの頭痛の症状を丁寧にお聞きし、頭痛解放への適切なアプローチをさせていただきます。

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院長 森谷
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お困りごとやお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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