交通事故が高速道路で起こったときの行動と治療の対処法

交通事故 高速道路

夏休みやゴールデンウィーク。

最近では9月のシルバーウィークや、恒例行事のようになっている年末年始の帰省。

長期のお休みが始まると、多くの人が普段は簡単に行けない場所へ、車に乗って慣れない長距離運転&慣れない道を移動することになります。

 

その結果、高速道路での渋滞や、サービスエリアやパーキングエリア内での渋滞に巻き込まれると、疲れもひどくなりヒヤッとする場面に遭遇することが増えてきます。

 

今回は、もし高速道路でヒヤッとするだけにとどまらず、事故に遭ってしまった、事故を起こしてしまった場合の行動や治療についてお話していきます。

高速道路の交通事故は必ず病院へ

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高速道路での交通事故は、一般道よりも速度が高い車や、まさか人が飛び出すとは考えていない状態で事故に遭遇することが多いため、思っているよりもケガの状態が深刻なことがあります。

パッと見た感じでは、小さなかすり傷だけ、少しの打撲だけのように思うかもしれませんが、見た目の傷や状態だけでは判断できない症状がカラダの内側に起こっている可能性もあります。

そのため、事故に遭遇した場合(この場合、加害者側でも被害者側でも)、一番に考えることは「必ず病院へ行って検査をする」ということです。

 

カラダの検査を行いますので、整骨院や整体院、街のリラクゼーション施設ではなく、病院へ行くことが先決です。

レントゲンやMRI、頭を打った場合ならCTなどの検査が提示されますので、念のため診察を受けておくことが大切です。

また、検査や治療にかかった費用に関係する領収書、診察券などは忘れず受け取り、無くさないように保管しておくことも必要です。

現場で損害賠償の話はNGです!

交通事故 損害賠償 高速道路

事故に遭遇した場合、面倒なことになったと思っても、必ず警察と救急へ連絡することが必要です。

事故の当事者同士で、簡単な口約束をして示談をすることはおすすめできません。

 

また、警察を呼んで事故の事実を記録してもらわないと、あなたが契約している損害保険の保証が受けられないことがほとんどです。

そしてカラダに不調があってもなくても救急車を使って、先ほどもお話しましたように病院で検査をしてもらうようにしましょう。

 

車の修理、カラダの治療、相手とのやりとり。

どれも面倒なことばかりですが、この中で最も大切なのは「カラダ」ですから、他の2つに関するやりとりなどは保険会社に一旦はお任せし、カラダのことを最優先で考えておきたいところです。

交通事故で起こりやすい症状とは

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ここからは「カラダ」についてお話していきたいと思います。

交通事故では次のような症状が起こりやすいです。

・腰痛

・頭痛

・めまい

・吐き気

・耳鳴り

・耳の痛み

・手足のしびれ

・むちうち

他にも、これまで患っていたヘルニアが再発する方もいらっしゃいます。

頭痛や腰痛が原因となり、カラダのバランスが歪むことで肩こりに悩まされる方もいらっしゃいます。

 

このような症状が起こりやすいのですが、交通事故の症状の中で圧倒的に多いのが「むちうち」なんです。

むちうちは捻挫の痛さだけではなく、カラダ全体の不調の原因になることもあるようです。

人によっては気分が落ち込み気味になることが増え、心の不調を引き起こすこともあります。

では、このような様々な不調の原因となる「むちうち」について、もう少し詳しく見ていきましょう。

むちうちの種類と治療方法

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むちうちには代表的な4つの種類があります。

(1)頸椎捻挫型(けいついねんざがた)

交通事故でむちうちになった方の7~8割が、この頸椎捻挫型です。

頸椎捻挫型とは、頭を支えている首の部分に急激に強い力が掛かったことで、捻挫している状態を指しています。

頸椎捻挫型は、首の痛み、肩の痛みを感じることが増え、症状によっては肩がこれまでのようにグルグルと自由に動かず、可動範囲に制限ができることもあります。

(2)バレー・ルー症状型

交通事故の衝撃が首の骨を越え、脳からカラダ全体へ指示を出している自律神経に届いたことで傷がついたときの症状です。

自律神経が傷ついているため、頭痛やめまいを起こしやすいです。

また、耳鳴りや呼吸がしづらいという症状に悩まされる方もいらっしゃいます。

(3)神経根症状型

首の骨は頸椎と呼ばれる小さな骨が並ぶことでできています。

この頸椎が交通事故の衝撃によって歪みを起こすと、頸椎の中を通っている神経が圧迫されたり、傷ついたりすることがあります。

このような状態になると、原因は頸椎のどこかなのですが、症状は手や足の先のしびれ、腕やカラダ全体のだるさとして出てくることもあります。

ヘルニアに似ていますが、症状が出ているところと原因の場所が一致しないので、治療が難しくなります。

経験豊富な医師や整骨院でないと、的確な治療や治癒が難しく、長期間の通院や長期の不調を経験することにもなりかねません。

(4)脊髄症状型

脊髄まで損傷したケースです。

むちうちの中でも、もっとも重い状態です。

後遺症が残ることも多く、下半身にしびれを感じる人、歩行障害の症状になる人もいます。

 

このように「むちうち」には4つの種類があります。

そして交通事故でこのような症状を感じたなら、次の順序で治療を考えていきましょう。

 

まずは、医療機器を使って検査ができ、診断書も用意してもらえる「整形外科」が一番目。

整形外科に通院を繰り返しているけれど、改善が思わしくない。

整形外科が遠くて通院しにくい。

 

そんな場合は、二番目として整骨院がおすすめです。

 

このような治療の流れになりますが、注意しておいていただきたいのは、見かけることの多い「リラクゼーション施設」は、交通事故の治療にはNGです。

というのも、リラクゼーション施設は「気持ちいい」を体感するところであり、治療を目的とした場所ではないからです。

見た目同じように感じますが、交通事故の治療に関してはしっかりとチェックし、治療を考えていただきたいと思います。

知っておきたい治療費について

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交通事故の被害者は、加害者側へ損害賠償を請求することができます。

そのため、交通事故による治療に伴う費用は、多くの場合、加害者側が加入している保険会社から支払われます。

 

ただ、支払われるタイミングに注意が必要です。

毎回治療へ行くタイミングで支払われるのではなく、基本的には加害者側との示談が終了してから受け取ります。

 

そのため、受け取るまでは一時的とは言っても、治療費を自分で負担する必要が出てきます。

 

また、治療費の打ち切りというものもあります。

先方の保険会社から、打ち切りの話が出てくることもありますが、治療が終わっていないのなら、担当医や弁護士、自分の保険会社の担当者に相談して対応方法を教えてもらいましょう。

治っていないのに打ち切られてしまうと、それ以降の治療費は全部あなたが負担したままということになってしまいます。

まとめ

高速道路で交通事故が起こったときの行動と治療についてお話しました。

高速道路は最初にもお話しましたが、ぶつかったときの衝撃が一般道とは違います。

そのため、自分も相手にも、どちらに対してもカラダの安全を第一に考えた行動をとりたいものです。

 

そして、後遺症が起こらないように、不調を感じなくても最初から病院でしっかりとした検査が重要です。

事故ゼロが一番です。

 

でも、いくら気をつけていても「もらい事故」というものは避けられません。

もしものときのために、今回の内容があなたの役に立てればうれしいです。

まずは体感してみてください

院長 森谷
    • 治療院はたくさんあるけど、どこに通っていいかわからない。
    • 様々な治療院に通ってみたけど、一向に改善する気配がない。
    • 「年だからしょうがない・・・」「仕事だからやむを得ない・・・」と治療を諦めている。

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一人でも多くの方の症状が改善し、痛くないことが当たり前である生活を取り戻していただきたい、そのために少しでもお役に立てればと思い、この整骨院を開院しました。
根治を目指して、私も患者様と一緒に闘います。

お困りごとやお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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