中高年に入ると、体のあちこちに不調が出てきます。
少し前までは全然大丈夫だったのに、少し長い時間座っていたり、同じ姿勢で立って電車を待っていたりすると
「お尻から太ももの裏側がおもだるい」
という症状が出てくることはありませんか?
もしあなたが、仕事中や通勤中、週末の外出や映画を見ているとき。
このような「おもだるい」症状が出ているのなら、、、
これからお伝えする内容を最後までしっかりとお読みください。
きっと、あなたの症状を解消できる方法がわかってくると思います。
目次
お尻から太ももの裏がおもだるい
5年前、いや、2年前なら同じ姿勢で数時間立っていても全く大丈夫だった。
しかし、最近は少しの時間、同じ姿勢で立って電車を待っている間にも、
「お尻から太ももの裏がおもだるい」
そして、だんだんと痛みがしびれに変わってきている気もする。
そうなると、じっと立っていることはできないので、何とかして座れるところを見つけようとして、痛みとしびれに加えてイライラが募ってきます。
こんな経験をされている方、結構いらっしゃると思います。
これは「坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)」の症状の一つです。
これ以外にも、次のような症状がありますので、もしかすると他の症状も感じられているかもしれませんね。
(1)お尻と太ももの痛みやしびれ
先ほどの症状です。
お尻や太ももの裏だけではなく、ふくらはぎや足の先に痛みやしびれが出ることもあります。
「ジワジワ痛い」
「ジンジン痛い」
と表現されることも多い痛みで、打撲とは少し違った痛みなのが特徴です。
やっかいなのは、じっとしていても痛みやしびれがあるので、気持ちが落ち着かなく寝不足になる方もいらっしゃいます。
(2)ピリピリ感やチクチク感
足にピリピリした感覚やチクチクした感覚はありませんか?
また、歩いていて突然「カクン」と足に脱力感を覚え、お尻から床に座ってしまったことはないでしょうか?
このような症状も坐骨神経痛が原因となっていることがあります。
(3)立てない
ここまでくると日常生活に支障が出ていますから、あなたもかなり心配な状態だと思います。
(4)長時間座れない
デスクワークがメインの方に多いです。
最近まで何ともなかったのに、突然痛みが出るようになったという方もいらっしゃるようです。
同じ姿勢を続けていると腰に負担もかかりますから、坐骨神経痛が起こりやすくなります。
(5)腰痛
坐骨神経痛の根本原因は腰にあることが非常に多いです。
腰が悪いと坐骨神経痛の症状が出てしまいます。
重い荷物を持とうして踏ん張れなかったことで、気がつくこともあります。
坐骨神経痛の初期にも腰痛はありますから、今まで同じことをやっていても大丈夫だったのに、最近になって
- 痛い
- 立ち上がれない
- 歩けない
ということがあれば、坐骨神経痛を疑ってみてください。
(6)尿漏れ
坐骨神経痛が重症になると、尿漏れを起こす場合があります。
もし、あなたも経験があれば、今すぐ整形外科へ受診して検査を受けてください。
かなり坐骨神経痛が進行している可能性があります。
坐骨神経痛が起こる原因とは
このように坐骨神経痛は、体の下半身に多くの「気持ち悪い」症状を引き起こします。
では、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?
坐骨神経痛とは「坐骨神経」と呼ばれる、腰から出て
- お尻を通り
- 太ももの裏を経由して
- ふくらはぎを通り
- 足の先まで
到達している、私たちの体のなかでは、もっとも太くて長い神経が、何らかの刺激を受けることで痛みやしびれが引き起こされます。
坐骨神経痛が起こる原因として、よく出てくるのが次のようなことです。
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 骨盤の歪み
- 腰周りの筋肉の緊張
- お尻の筋肉の緊張
- 日常生活での立ち癖や座り癖
しかし残念なことに、実際のところ坐骨神経を刺激する、または圧迫することで痛みやしびれを引き起こす明確な原因がわからないことが多いです。
そのため、症状を和らげる「対症療法」が主体となります。
(整骨院や整体院では、こちらを行うことがほとんどです。)
どうしても激しい痛みが続くような場合。
日常生活に支障が出ている場合には、
- 薬物療法
- ブロック注射
という治療を病院で行うことで、痛みを軽減し日常の暮らしを楽にする方法が使われます。
(整形外科で行われる治療です。)
このように痛みの原因がはっきりとせずわかりにくいため、同じ施術や治療を行ったとしても、人によっては効果が感じられないこともあります。
ですから、少しずつ試しながら、様子を見ながら進めていくことになります。
坐骨神経痛の予防法
坐骨神経痛の予防法として、一番に言えるのはこれです。
「日常生活で腰へ負担をかけない」
- 長時間同じ姿勢で座って作業をしない
- 長時間同じ姿勢で立ったまま作業をしない
- 中腰を長く続けない
- 重いものを長い時間持ち続けない
このようなことに注意することが一番の予防になります。
また、直接関係なさそうに思えますが、次のようなことも予防になりますので覚えておいてください。
・下半身の冷えを防ぎましょう
冷えると痛みやしびれが出やすくなります。
・適度な運動
毎日20分~30分程度のウォーキングを行い、肥満に注意しておきましょう。
体重が増えると腰への負担が増えますからね。
・軽いストレッチ
筋肉を柔軟にしておくのも良い方法です。
どうしても仕事で同じ姿勢が続く方は、こまめにストレッチをして筋肉の緊張をほぐしてあげてください。
早めの治療で快適な生活を
ここまでお話してきましたように、太ももから感じるおもだるい感覚は、坐骨神経痛の可能性が高いです。
ですから、今のまま放っておいても治ることは期待できません。
症状が進行しづらくなることはあり得ますから、まだ痛みやしびれが小さいうちに、
- 整形外科で検査を受ける
- 整骨院や整体院で施術を受ける
どちらかを選んでいただきたいと思います。
特に小さな痛みやしびれが頻繁に出てくるのなら、整形外科でMRIなどを使った検査をされることが大切です。
もし検査した結果、原因がわからないようであれば、森の葉整骨院へご相談いただけましたら、あなたの症状を丁寧にお伺いしながら、最適な施術プランをご提案させていただきます。
まとめ
太もものおもだるい感覚は、打撲の痛みとはちがって気持ち悪いものです。
打撲の痛みは触れなければ痛みを感じないことが多いですが、坐骨神経痛の場合は、眠っているときでも続きますから、
ホント、気持ちをリラックスしてくつろぐこともできません。
もしあなたが今回お話したような症状をお持ちなら、整形外科、整骨院や整体院にご相談ください。
お近くに相談できるところがない場合、よろしければ森の葉整骨院へお問い合わせください。
上記のお悩みをお持ちでしたら、初回キャンペーンをご利用いただき、ぜひ森の葉整骨院の治療を体験してみてください!
一人でも多くの方の症状が改善し、痛くないことが当たり前である生活を取り戻していただきたい、そのために少しでもお役に立てればと思い、この整骨院を開院しました。
根治を目指して、私も患者様と一緒に闘います。
お困りごとやお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。