毎日、朝起きても、寝ているときも、仕事中も腰が痛い、、、。
日々腰痛に苦しんでいる人は多いものです。
だから薬局でもテレビコマーシャルでも
- 貼るだけでOK
- 塗るだけでOK
- お風呂に入れるだけでOK
というような商品が紹介されているのでしょう。
たぶんあなたも、このような商品を一度は買って使ったことがあると思います。
でも、その効果はどうでしたか?
腰がスッキリとしたでしょうか。
仕事中でも、通勤電車の中でも腰に違和感を持ったことはないでしょうか。
今回は、毎日腰痛で苦しんでおられるあなたに、腰痛と湿布、そして腰痛を根本から改善する方法についてお話しておきたいと思います。
腰痛に湿布が効かない理由

腰が痛い。
だったら湿布を貼ると楽になるよね。
だから、誰もが一度は湿布を貼った経験があるでしょう。
ここで知っておいてほしいのですが、湿布は鎮痛剤と同じだということです。そうです、ロキソニンとかと同じです。
ということは、痛みを一時的に緩和させてはくれますが、湿布が腰痛の根本原因を治してくれることはありません。
例えば虫歯も同じですが、歯が痛くてロキソニンを飲むと、痛みは緩和されます。
でも残念ながら虫歯は治っていません。
確かに湿布は血流を良くしてくれます。
血流が良くなると、身体の内側から痛みを和らげてくれるので、痛み止めとしての効果が期待できます。
ですが、その効果は一時的。
しかし人間とはおかしなもので、痛みが緩和されると「治った!」と思ってしまいます。
だから、腰痛がひどい人でも、治療は行わずに痛みを緩和させるため、毎日湿布を手放さない人がいるのでしょう。
ここまでお読みのあなたならお分かりの通り、湿布は治療する魔法の薬ではなく、痛みを緩和させる「その場しのぎ」の対処療法でしかありません。
要するに、腰痛で苦しんでいるあなたに知っておいてもらいたいことは、こういうことです。
『腰痛は湿布によって、根本的な改善はされない』
では、具体的にどのような腰痛には湿布が効かないのでしょうか。
次でお話していきます。
湿布が効く腰痛、効かない腰痛

腰痛は湿布によって根本原因が改善されることはありません。
このようにお話ししました。
しかし、一部の腰痛は改善されることもあります。
「えっ?効かないって言ったのに?」
そう思いますよね。
では湿布が効く腰痛とはどんなのかというと、、、
痛い部分に「炎症」が起こっているときなんです。
例えば
「筋肉に負荷がかかり損傷したため炎症が起きている」
こういう場合の腰痛は、湿布に含まれる「消炎鎮痛剤」の効果によって、炎症を抑え痛みが消えることがあります。
反対に「湿布が効かない」腰痛はというと、こちらが一般的な腰痛ですが、、、
「慢性的な腰痛」
慢性的な腰痛は、筋肉などに「炎症」が起こっているのではありませんから、消炎鎮痛剤でもある湿布を使っても効果は期待できません。
では、湿布が効かない「慢性的な腰痛」が起こる原因を、次に見ていきましょう。
良くある腰痛の原因を知ろう

慢性的な腰痛の原因には、大きく分けて2つ考えられます。
姿勢が原因の腰痛とは
例えば姿勢が悪い場合、腰痛を引き起こす可能性がグンと高くなります。
パソコンを使う時間が長いと、前のめりになりがちです。
スマホを見ることが多いと、首だけがストレートになってしまうことが多いです。
パソコン、スマホ、どちらも同じですが、使う時間が長いと同じ姿勢を続けていることが多いため、腰への負担が大きくなります。
さらに運動不足や肥満、筋力の低下が起こると、より腰に負担が増えますので腰痛になる原因となります。
歩き方が原因の腰痛とは
歩く姿勢を気にしたことがどれくらいありますか?
歩いている時の姿勢が悪いと、身体全体のバランスがうまくとれないので、腰に負担がかかりやすくなります。
例えば、姿勢を良く見せようとして、腰を中心に背中を反らせる人がいます。
しかし、この状態を柔道整復師の私が見ると、背骨が自然な「S字カーブ」を描けなくなっていることがわかります。
ということは、背中を反らせるための中心となっている腰に負担がかかりますから、放っておけば腰痛になることは目に見えています。
さらに、この姿勢のまま歩いていると、重い頭を支えるはずの「S字カーブ」がありませんので、頭の重さを腰で受け止めてしまうことになります。
もうおわかりでしょう。
身体の重さ、頭の重さ、重心、すべてを「腰」で受け止めるため負担は増大。
結果的に「腰痛」が起こることは、想像するだけでもわかってもらえると思います。
腰痛の根本的改善とは

急性の腰痛は「炎症」を抑えればいいのですが、慢性の腰痛の場合は湿布で改善することができません。
そこで、私たちが行うべき「腰痛の根本的改善方法」とは、次のようなことになります。
(1)腰に負担が少ない姿勢をつくる
(2)筋肉や関節をケアすることで柔らかくする
(3)長時間同じ姿勢を続けていることに気づいたら立って運動する
どれも難しいことではありません。
習慣化することで、意識しなくても出来るようになります。
でも、
- やり続けるのはちょっと・・・。
- 腰への負担が少ない姿勢がわからないんですが・・・。
- 筋肉や関節は、どうやったらほぐれるのですか?
という疑問をもたれるかもしれません。
そんなときこそ、身体のプロフェッショナルである先生へ、相談してもらうのがおすすめです。
何度か通院して、あなたの身体にとって最適な
- 姿勢
- バランス
- ほぐし方
を身につければ、後は習慣化するだけです。
ときおり通院しプロの手によってケアすることを忘れなければ、慢性的な腰痛から解放されることは間違いありません。
まとめ
腰痛が苦しいと、痛みを感じないようにかばうようになります。
そうすると、お話してきましたように「姿勢」や「歩き方」に影響し、今度は別の部分に痛みを感じることもありえます。
そしてまた、痛みを感じたところをかばって・・・。
このような繰り返しをしていると、知らない間に身体全体がダメージを受け、内臓や精神的な部分に辛い状態が起こることも少なくありません。
過剰に心配する必要はありませんが、定期的に自分の身体のバランスはどうなのか。
おかしな姿勢になっていないか。偏った歩き方になっていないか。
こういったことを意識して、整骨院で確認してもらってください。
バランスのいい身体は、それだけで気持ちがいいものです。
頭もスッキリしますし、いつもよりも動きが軽やかに感じられます。
では、さっそく、あなたの靴の裏を眺めてみてください。
偏ったすり減り方をしていませんか?
もし、偏ったすり減り方になっていたのなら、整骨院で姿勢を見てもらいましょう。
それが一日も早く腰痛から解放される一歩目となりますよ。
上記のお悩みをお持ちでしたら、初回キャンペーンをご利用いただき、ぜひ森の葉整骨院の治療を体験してみてください!
一人でも多くの方の症状が改善し、痛くないことが当たり前である生活を取り戻していただきたい、そのために少しでもお役に立てればと思い、この整骨院を開院しました。
根治を目指して、私も患者様と一緒に闘います。
お困りごとやお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。