肩こりの原因は枕かも?あなたは枕選びでこんな間違いをしていませんか?

肩こり 枕 原因

肩こりが「つらい」という方は多いですね。

何とかしたいから

  • マッサージ
  • 入浴
  • ストレッチ

テレビや雑誌で紹介された方法を、次々と試しておられることだと思います。

でも、いくらやっても改善しない。

「もう、肩こりを解消するよりも、一生ものだと思って付き合っていきますよ」

という人もいらっしゃると思います。

しかし、ここで治療家の立場からいいますと、

「その肩こり、原因は枕かもしれませんよ」ということなんです。

毎日眠っているときに使っている枕が原因だとしたら、ショックですよね?

今回は、知らない間に肩こりの原因にもなりうる、枕についてお話していきます。

肩こりの原因が枕の場合

肩こり どんな枕は良くないの?

肩こりはなぜ起こるのでしょうか?

ご存じのとおり、肩や首のまわりにある複雑に折り重なった筋肉の疲労や緊張によって「血行不良」が起こった結果です。

ここで思い出していただきたいのですが、枕はちょうど「肩こり」の原因になる「首、肩まわり」を睡眠中に支えています。

そして、睡眠中ということは、私たちの人生の約1/3です。

このように長い時間、肩や首まわりを支えているのですが、この支えが適切でないとすると、、、

肩や首まわりの筋肉に負荷がかかります。

そうすると無理な姿勢を続けることで、筋肉が疲労します。

また、無理な姿勢を保つために、筋肉に力が入り緊張状態を引き起こします。

そうすると、先ほども出てきましたが「血行不良」を引き起こし、眠っているときに「肩こり」が進行していることになるのです。

では、次から、肩こりの原因になる枕のタイプを紹介していきます。

枕がかたい

枕の中に入っている素材に

  • そばがら
  • パイプ
  • ウッドチップ

が使われているのなら、枕としては硬すぎるかもしれません。

このような枕は、枕の表面も硬くなっているので、頭と首のラインが自然なカーブになりにくいんです。

どうしても首の付け根と肩甲骨の上の部分に隙間が出来てしまい、筋肉が緊張しがちになります。

その結果、肩こりを引き起こします。

いくら眠っていても、眠っている間ずっと肩や首まわりに負担がかかっているので、すっきり目覚めることが難しくなります。

枕がやわらかい

では、反対に柔らかい枕ならいいのかというと。

そんなことはありません。

柔らかい枕は、気持ちの良いものですが、柔らかすぎると頭を枕に乗せたとき、枕が潰れてしまうんですね。

そうすると、頭が底に付きますから、首から肩にかけての自然なカーブが出来にくくなります。

首の自然なカーブが損なわれると、肩や首まわりの筋肉が疲労し緊張しますので、血行不良を引き起こします。

結果、いくら眠って肩や首を休めているつもりでも、肩こりを引き起こしているだけということになります。

枕の幅がせまい

同じ姿勢で眠ることは、かなりのストレスになります。

ストレスを感じると筋肉が緊張しますし、疲労が溜まってきます。

その回避策として、人は無意識に寝返りをするのですが、枕の横幅が狭いと気持ちよく寝返りできないんです。

ということは、ここの最初でお話したように、同じ姿勢を続けることになり、肩こりを引き起こしてしまうんですね。

枕で頭が固定されている

低反発ウレタンが使われている枕には、最初から頭を乗せる位置に、窪みが用意されているものがあります。

この窪みの形状が、あなたに合っていれば問題ありません。

しかし、この形状があなたの頭に合っていないのなら、眠っているときの姿勢は不自然な状態になってしまします。

あなたが自然に気持ちよく眠れないということは、枕に近い肩や首まわりの筋肉が疲労し緊張しているはず。

頭をホールドしてくれるのはありがたいのですが、いつまでも肩こりが治らないのなら、枕の形状が合っていない可能性があります。

枕が高い

最近はあまりないと思いますが、高すぎる枕も肩こりの原因を作り出します。

ここまでお話してきたことと同じで、高すぎる枕は首のカーブが自然ではなくなります。

また、首の筋肉に緊張を強いる姿勢を要求するため、疲労感も強いと言えます。

呼吸が浅くなったり、いびきの原因にもなります。

枕が低い

こちらの方が多いかも知れませんね。

枕が低いとマットレスと首、枕と首の間に隙間が出来てしまいます。

この隙間が出来ることで、首と肩の筋肉が支えられていませんから緊張します。

そして、緊張が疲労を引き起こし、その結果、肩こりの症状となっていきます。

首の不自然な姿勢は、肩こりだけではなく頭痛や腰痛を引き起こす原因にもなります。

たかが枕とは考えず、自分に合ったものを選びたいですね。

肩こりの原因が枕だったときの解決法

それでは、肩こりの原因を作りにくい枕についてお話します。

肩こり 原因 枕

肩こりにならない枕とは

ポイントは「首の自然なカーブ」を作ること。

そのためには、仰向けで寝ているとき、顎が上がりすぎず、下がりすぎないことが大切です。

顔が少しうつ向く程度が、寝ているときに呼吸するのも楽ですし、首の自然なカーブを作り出せる角度です。

また、横向きに寝ているときですが、枕をすることで首の骨(頸椎といいます)が、真っ直ぐ並ぶのが理想です。

今の枕をチェック

それでは、あなたが今使っている枕をチェックしていきましょう。

(1)仰向けの視線

枕をして仰向けになったとき、視線が少し足元へ向かっているのが理想です。

どうしても視線が真正面にくるくらいが良いと考えがちですが、少し顎を引いた感じ、足元へ視線が向かっているくらいが理想です。

(2)首の下の隙間

仰向けのまま、手を首の下へあててみてください。

隙間がなければ理想的です。

(3)顔を左右に振ってみる

枕の上で顔を左右に振ってみてください。

十分に振れるだけの余裕がありますか。

十分に横を向けない。

幅はあるけれど、頭が固定されて動きにくい。

こんな場合は、枕が合っていない可能性が高いです。

(4)肩と首の緊張を感じる

枕をして仰向けになりましょう。

そのとき、肩や首まわりの筋肉に力が入っていないか、意識を集中してみてください。

どこか力が入ったままとか、首を無理して反っているとか。

緊張や違和感があるなら、枕が合っていない可能性があります。

枕が合わないときの調整方法

枕が低すぎるときや硬すぎるときは、調整することが可能です。

枕の上にタオルを敷くことで、高さを調整できますし、柔らかくなります。

反対に枕が高すぎる場合は、枕の中身を出すという方法もあります。

でも、結局は自分に合った枕を購入するのが一番です。

調整することはできますが、あくまでも応急措置として考えておきましょう。

人生の1/3を共にする枕ですから、あなたに合ったものを手に入れましょう。

そうすることが、つらい肩こりを楽にすることにつながります。

まとめ

肩こりの原因にはいろいろありますが、意外なことに枕が原因だったという方もいらっしゃいます。

眠っているときに使うので、意識することも少ないのでしょう。

しかし、枕が合っていないと体は眠っているときでも、無意識に緊張状態を作り出します。

そのため、筋肉に疲労が溜まり、結果、肩こりを引き起こすのです。

いくら他の整骨院へ通っても、肩こりが治らない。

もし、こんな状態が続いているのなら、あなたの枕を持って森の葉へお越しください。

あなたの枕で自然な首のカーブが作れているのかを確認しながら、肩こり解消の施術を行っていきます。

まずは体感してみてください

院長 森谷
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根治を目指して、私も患者様と一緒に闘います。

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