電車に乗っていても、ウィンドウショッピングのときにも、ランチのときにも、つい視線を奪われるのはキレイな姿勢の人。
スラッと見えて、集中力が高そうで、自信もある。
まさに「できる!」という感じがするものです。
でも、自分には無理かも、、、。
と思ってしまうのは、あなただけではありません。
そのまま無理と思い込んでいては、姿勢が悪くなり、集中力も発揮できず、ついには仕事でポカミス。
なんてことにもつながりかねません。
そこで、誰でも簡単にできる「良い姿勢キープ」の方法をご紹介します。
目次
見た目だけじゃない!姿勢のメリット・デメリット
姿勢が良いとスタイル良く見えます。
また、きちんと感も高まります。
このようなことは、誰もが気づいていることでしょう。
反対に、良くない姿勢の場合はどうでしょうか?
スタイルが悪く見える。
ダラダラ見える。
外見上の違いもありますが、もっと他にメリットとデメリットがあります。
それでは、姿勢に関するメリットとデメリットを見ておきましょう。
■メリット(良い姿勢)
・スタイルが良く見える
・きちんとして見える
・自信がありそうに見える
・集中力が高くなる
・ストレスが減る
・呼吸が整いやすい
・血行が良くなる
・気分が軽くなる
このようなメリットが考えられます。
そして、もっと大きなメリットはというと、
- 肩コリ
- 腰痛
- 頭痛
など、身体に起こる困った症状が軽減されるんです。
姿勢の良い人は、病気や怪我をするイメージは強くありません。
反対に、どのような場面でもバランスよく、軽やかに進んでいけるイメージが伝わってくるもの。
姿勢の良さのメリットは、非言語の部分にもつながっています。
■デメリット(良くない姿勢)
・スタイルが悪く見える(もったいないですね)
・ダラダラして見える(印象悪いですね)
・自信なさそうに見える(ホント、もったいない)
・集中しにくくなる
・血行不良が起きやすく体調に影響が出やすい
・肩コリの原因になる
・腰痛を呼び起こすことにもなる
・骨盤が下がり、内臓も下がって下腹が出る
・便秘しやすくなる
・気分がマイナス方向へ向かいやすくなる
いかがでしょうか。
少し考えただけでも、このようなデメリットが思いつきます。
自分でやってみるとわかりやすいのですが、イスに座って浅く腰掛けているときと、深く腰掛けきちんと座っているときとでは、視点の高さが違います。
視点の高さがわずか数センチ違うだけで、視野の広がりも変わりますし、見えているもの、見えている先が違ってきます。
そもそも、浅く腰掛けていると、骨盤や腰に大きな負担がかかり、おかしな方向から大きな力が掛かっているため、本来なら頭や体の重さを支える骨盤が歪んでしまう原因にもなります。
こうなると、体全体のバランスが整わなくなり、肩や腰のポイントで無理をし、筋肉は緊張し始め、肩コリや腰痛、内臓の位置も下がり体調そのものに不調を覚えることもあります。
立つとき座るときのポイントは骨盤にあり
良くない姿勢はデメリットの方が多いです。
というより、メリットはゼロに近いでしょう。
そこで、今すぐ良い姿勢に改善できるポイントを紹介します。
ここで間違ってはいけないのは、良い姿勢をキープしようと頑張りすぎること。
「よし!良い姿勢になるために背筋を伸ばそう!」
ありそうですね。
イメージは間違っていないのですが、多くの人がこう思ったときにとる姿勢は残念なことになっています。
背筋を伸ばして胸を張りすぎる。
そうすると、背骨が反り返り、お腹がポコンと出て、腰の部分に大きな負担が掛かります。
良い姿勢は、上方向へ伸びる(頭の先から吊られている感覚)のが理想ですが、このように無理に頑張っているのは、上ではなく「前」に出ているだけ。
これは軍隊で見かける姿勢ですから、私たちの体に良い姿勢とは言えません。
ですから、良い姿勢を意識するときには、背骨を伸ばそうとしないでください。
次のポイントを意識してもらえると、簡単に良い姿勢ができあがります。
■立つとき
・両肩の力を抜いておきましょう
・お腹を背骨の方へグッと凹ませます
・骨盤を地面に対して垂直に
・顎を引いて首を伸ばし、まっすぐ前を見ます
デスクワークの方は、一日中座っていることが多いでしょう。
そんなときは、次のポイントを意識してみてください。
■座るとき
・お腹を背骨の方へグッと凹ませます
・骨盤を地面に対して垂直に
・顎を引いて首を伸ばし、まっすぐ前を見ます
立っているときのポイントと同じです。
骨盤を垂直にするためには、深く腰掛けるとイスの背もたれが利用できるので一石二鳥。
「いくらダイエットしても、運動しても、食事制限してもお腹がポコンと出たまま」
このような人は、よくお話を聞くと姿勢が原因だったりします。
体はダイエットが必要ではないのに、姿勢が原因でいつまでもダイエットに勤しんでいるという人もいます。
理想の姿勢を手に入れる方法
あなたの姿勢のクセを見つけましょう。
姿勢のクセには、骨盤の傾斜がポイントになってきます。
- 骨盤が前傾している人(反り腰)
- 骨盤が後傾している人(骨盤後傾)
壁に背中をくっつけてまっすぐ立つと、壁と腰の間に隙間ができます。
この隙間に大きな余裕があれば前傾、つまっていれば後傾です。
■前傾の人が理想の姿勢を手に入れるエクササイズ
鍛えるところは「腹筋」です。
・お腹を横に膨らませるイメージで息を鼻から吸い込みます
・「ふー」と発音するように息を絞り出します
これを1日5分繰り返すことで、腰のまわりの筋肉が鍛えられ前傾が改善していきます。
■後傾の人が理想の姿勢を手に入れるエクササイズ
鍛えるところは「腸腰筋」です。
太股の骨につながっている筋肉で、ここを鍛えることで骨盤をバランスの良い位置へ戻します。
・イスに深く腰掛け骨盤を立てます
・片足ずつ膝を伸ばして地面と平行になるまで持ち上げます
・太股の裏が伸びた状態を5秒キープしましょう
左右交互に10回ずつ行うと効果的です。
■どちらも共通しているのが猫背です
骨盤が傾いている場合、猫背になっているという共通の部分があります。
座ったままでOKですから、次のようなエクササイズを取り入れてみてください。
・背中側で手を軽く伸ばして組みます。(手のひらは上を向くように)
・左右の肩甲骨を背中側で寄せていきます
・そのまま肩甲骨をキープして、ゆっくりと頭を後ろへ傾けます
・頭を後ろに倒しながら、肩甲骨を下げていきます
・そのまま首を倒して3秒キープ
・ゆっくり首を元に戻します
無理をしない程度に、1日20回くらい行うと、体がスッキリしてきます。
仕事の合間にできますので、ちょっと休憩するときにやってみてください。
やっちゃダメな姿勢とは
では、ここでNGな姿勢をお伝えしておきましょう。
誰もがわかっているけれど、ついついやってしまう姿勢ばかりです。
- 足を組んで座る
- 柔らかいソファに深くもたれて座る
- スマホを長時間見る
- 暗いところで本を読む
どれも骨盤のバランスが崩れたり、骨盤が後傾したり、首が前のめりになり猫背になる原因ばかりです。
やってしまいがちですが、気づいたらすぐにやめて、姿勢良く座り直してください。
これだけでも体調と気分が変わってきます。
より理想的な姿勢をキープする方法
このようなポイントを意識して暮らしの中に取り入れてもらうと、あなたの姿勢もスッキリとしたスタイルの良い状態になっていきます。
しかし、、、
このようなことを毎日続けるのはちょっと、、、。
もっと簡単にできないかな?
と思われるなら、身体のプロである整骨院で骨盤矯正を受けてみてください。
あなたの骨格や筋肉を調整し、あなたに合った毎日の運動も教えてもらえると思います。
まとめ
良い姿勢が身体や気持ちに良いことは、実は誰でも気づいています。
でも、これまでのクセでついつい良くない姿勢になってしまいます。
いくら良い姿勢を続けようとしても、ふと気を抜いたとき、いつもの姿勢に戻ってしまうことは、私たち身体のプロでもあります。
だから、いつもの姿勢に戻っているなと気づいたら、サッと良い姿勢になるよう行動してください。
この繰り返しが、あなたをいつも良い姿勢にしてくれる方法です。
そして、ご自身だけではどうにも姿勢を変えづらいという場合は、整骨院を訪ねてもらえるのがいいかと思います。
あなたに合った骨盤矯正を行い、一緒に運動方法を知ることができれば、一人であれこれ考えるよりも早く良い姿勢が手に入ることでしょう。
姿勢が気になるなら骨盤矯正を試してみられるのも、近道のひとつです。
上記のお悩みをお持ちでしたら、初回キャンペーンをご利用いただき、ぜひ森の葉整骨院の治療を体験してみてください!
一人でも多くの方の症状が改善し、痛くないことが当たり前である生活を取り戻していただきたい、そのために少しでもお役に立てればと思い、この整骨院を開院しました。
根治を目指して、私も患者様と一緒に闘います。
お困りごとやお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。