街に出掛けると、男性でも女性でも関係なく膝の部分が開いている人に目がいきます。
わたしの場合、職業柄どうしても気になるので仕方ないのですが、そうは言っても昔より「O脚」の人が増えているんじゃないかと感じます。
特に統計をとっているわけでもありませんし、そういった情報があるわけでもありませんので、あくまでも「私の感覚」以外の何者でもないのですが、、、。
そこで今回は、O脚の方を目にすることが増えたので、悩んでいる人もいらっしゃるのではないかと思い、O脚についてのお話をしていきたいと思います。
目次
O脚のまま過ごすことのデメリット
O脚って「見た目が良くないよね?」というのは誰もがわかると思います。
ウィンドウショッピングをしているとき。
カフェの前で待ち合わせしているとき。
- ふとガラスに映る自分を見たとき、上半身は完璧なのに下半身がなんだか野暮ったい。
- シルエットがスラッと一直線にならずに、下半身の膝部分が外側に出ている。
- しっかりまっすぐ立っているつもりなのに、映った自分を見るとダラッとした印象が飛び込んでくる。
こんな「見た目」のデメリットは、あなたも感じておられることでしょう。
しかし、O脚にはこういった「見た目」のデメリット以外にも、できれば自分には無関係と思いたいデメリットが潜んでいるんです。
例えば、次のようなデメリットです。
くびれがなくなる
メリハリのあるカラダではなくなるということです。
筋トレが流行っている現在では、かなり遠慮したいことですね。
下半身が太りやすい
女性の方には警報です。
もし、いくらダイエットしても下半身が太りやすいのなら、こういった原因も考えられます。
外反母趾になりやすい
O脚は膝が外側へ曲がっていますから、その曲がりを調整しようとしてどうしても足の親指に負担がかかることが多いです。
いくら外反母趾の予防をしても、外反母趾にやさしい靴を選んでも改善しない場合には、こういった理由の場合もあります。
姿勢が悪くなる
膝が曲がっているのですから、姿勢にも無理が生じて悪くなるのは、あなたもイメージできるのではないでしょうか。
ここで大切なのは、姿勢が悪くなることでどのようなことが私たちの体に起こるのかということです。
例えば、
(1)腰痛
(2)肩こり
(3)関節痛(特に股関節)
(4)膝の痛み
(5)冷え性
(6)便秘
(7)女性の場合ですと生理痛
このような症状が出てくることもあります。
いかがでしょうか?
たかがO脚と思うなかれですね。
O脚が起こる理由とは?
では、このようなデメリットの多いO脚は、どのような理由で起こっているのかを見ていきましょう。
O脚が起こる理由には諸説ありまして「これだけが原因です!」というものはありません。
ですから、ネットや書籍で調べられたとしても、先生が信じておられることによって表現の仕方が変わっています。
ただし、これらの情報や人間の体のつくりから見ていきますと、O脚が起こる理由として間違いないのは
「骨盤まわり」
が重要であるということ。
これはどのようなことかと言いますと、
・骨盤が開いてしまっている場合
骨盤が開くという表現がわかりにくいかもしれませんね。
これは骨盤が外側に広がっているイメージをしてください。
その結果、脚の付け根である股関節が外方向に向いてしまいます。
そうすると極端に言うと「ガニ股」になります。
電車で脚を思い切り広げて座っている人のイメージです。
でも、私たちの体はすばらしい。
股関節が外側へ向いた分、何とかしてまっすぐに調整するため、膝を曲げてしまいます。
そして「O脚」になってしまいます。
もう一つの説としては、筋肉が関係しているというものです。
・骨盤周辺の筋肉が弱っている場合
骨盤が開くとか歪んでいるとかではなく、骨盤周辺の筋肉の力が弱っていることで脚が開き「O脚」になるというものです。
特に「内転筋」と呼ばれる骨盤と太股の骨をつなぐ筋肉。
「外旋筋群」と呼ばれる骨盤の後ろにある筋肉。
この2つの筋力が弱っていると、脚が開いてしまい「O脚」になるのです。
このように理由としては諸説ありますが、確実に言えることは「骨盤まわり」に理由があるということです。
骨盤そのものに理由がある人、骨盤周辺の筋力に理由がある人。
人の体は、本当に人それぞれです。
毎日の生活習慣や仕事の内容などでも違ってきます。
というよりも、全く同じ人はいないと考えた方が自然です。
どちらがO脚の理由として正解なのかを求めるよりも、
「骨盤まわりに理由があり、自分はどちらなのか」
という視点で考えてもらった方が良いと思います。
あなたのO脚度チェック
ここでO脚のチェック方法をお伝えしておきましょう。
そんなに難しいことではありませんので、気になる方はやってみてください。
(1)まっすぐに鏡の前に立つ
難しいことは考えず、全身が映る鏡の前にまっすぐ立ってみましょう。
このとき、かかとをくっつけて膝の内側に空間ができる(指3本分くらい)のであれば「O脚」の疑いがあります。
(2)片足で屈伸する
ゆっくり片足で屈伸してみてください。
筋肉が弱っている場合ですと、この屈伸はかなりつらいです。
もし屈伸がつらいのなら、O脚になっているか予備軍かもしれません。
なかなか自分では見つけにくい部分でもありますので、お近くの整骨院や整体院で見てもらうと簡単にわかります。
O脚の改善には骨盤周辺の調整がカギ
O脚の改善には、骨盤周辺の調整がカギになってきます。
そのため、ネットや書籍でも
- 骨盤
- 膝
- 股関節
などのストレッチをおすすめしています。
しかし、ここで思い出してみてください。
あなたの「O脚」の原因は骨盤でしょうか、それとも筋肉でしょうか。
もしかすると両方かもしれません。
O脚の理由がわかっているのなら、おうちでできる簡単ストレッチが改善に役立ちますが、理由がわかっていないまま見よう見まねでやってしまうと、、、
問題の無かった筋肉や関節などを痛めることもあります。
ですから、体のプロフェッショナルとして森の葉整骨院がおすすめできるのは、
「お近くの整骨院や整体院で、あなたのO脚の理由を明確にしてほしい」
ということです。
ストレッチはあなたの体にあった内容でないと効果が期待できません。
そのためには、O脚の理由をきちんと見極め、生活習慣を見直しながら改善していくことが大切です。
まとめ
この記事をお読みいただいた、O脚でお悩みのあなた。
または「O脚かも?」と心配で読まれたあなた。
今の時代、ネットには大量の情報が溢れています。
でも、あなたの体は誰かの体と同じではありません。
あなたに合わせたストレッチや運動が必要です。
特に、頭や体の重さを支える腰や膝の部分は、きちんと対処しておかないと年齢を重ねるにしたがって辛い痛みが出てくる人もいらっしゃいます。
間違った方法は、いくらやっても効果が出ません。
反対に体を痛めることにもなりかねません。
今のうちにO脚の理由を見つけ、理由にあった改善方法を体のプロフェッショナルから伝授してもらってください。
上記のお悩みをお持ちでしたら、初回キャンペーンをご利用いただき、ぜひ森の葉整骨院の治療を体験してみてください!
一人でも多くの方の症状が改善し、痛くないことが当たり前である生活を取り戻していただきたい、そのために少しでもお役に立てればと思い、この整骨院を開院しました。
根治を目指して、私も患者様と一緒に闘います。
お困りごとやお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。