最近お聞きした話があります。
40代、事務職の女性の方が、先月から右足がしびれ、足首に激痛が走って悩んでいる。
特に歩くと痛みが強くなり、市販の痛み止めを飲んでみたけれど効果がない。
何とか治したいのですが、どうしたら良いでしょうか。
この症状、年齢を重ねると経験する人が増えてきます。
そこで今回は、40代以上の女性の方へつらい症状の原因や予防方法についてお話していきます。
その痛み坐骨神経痛かもしれません

お話を聞く限り、私の経験から言いますと、これは「坐骨神経痛」ではないかと感じました。
- 歩いているとき
- イスから立とうとしたとき(事務職の方には大変つらい)
お尻や太股、足首などにしびれや痛みが出るのは、坐骨神経痛の典型的な症状です。
おそらく初期の痛みでは市販の痛み止めも効いていたと思いますが、同じ症状を繰り返していると痛み止めが効かなくなってきます。
このまま放っておくと、
・立っているだけでつらい
・座っていても痛い
・寝ころんでいても痛い(不眠症になります)
ということが起こるでしょう。さらに悪化すると
・歩くことができない
・安静にしていてもズキズキする
というように、生活そのものが送れない状態になることもあります。
坐骨神経痛とは

このような生活にも大きな影響を与える坐骨神経痛とは、どのようなものなのかを説明しておきます。
まず「坐骨神経」と呼ばれているものがあります。
この神経は腰の部分から足の先まで伸びている、かなり長く太い神経です。
脳から出た指示を腰の部分で受け取り、
・お尻
・太股
・ふくらはぎ
・足首
・足先
までをコントロールしています。
坐骨神経は、私たちのカラダの半分といっても良い範囲の運動機能を担当しています。
主に下半身を担当している坐骨神経。
坐骨神経のスタート部分である「腰」に不調が起こると、坐骨神経の走っている部分のどこかに
・しびれ
・痛み
・違和感
が発生します。
ここが坐骨神経痛で覚えておいてもらいたいところです。
坐骨神経痛は、痛みが出ている部分に不調の原因があるのではなく、不調が出ているところにある神経のスタート部分に不調があるということです。
ですので、例えば「右足の太股裏がしびれる」といった場合、右足の太股裏に原因があるのではなく、しびれが出ている神経の始まりである、腰の部分に原因が潜んでいることも多いのです。
坐骨神経痛はこのようなメカニズムとなっているため、痛みやしびれの原因を見つけることは簡単ではありません。
坐骨神経痛の原因と症状

そんな中でも、坐骨神経痛の原因として多いのが、次に上げるものです。
(1)椎間板ヘルニア
よく聞く名前です。
坐骨神経痛の9割が椎間板ヘルニアだとも言われています。
年齢的に考えると40代から少しずつ発生する人が増えてきます。
(2)腰椎すべり症
もう少し年齢を重ねると増えてくるのが、腰椎すべり症です。
腰椎が分離することで、上下にある推体と呼ばれる部分がすべり込むことで起こります。
最近では有名お笑い芸能人が職業としてなってはいけない「すべり症」を告白していました。
(3)梨状筋症候群
お尻の奥にある筋肉です。
一般的には原因になりにくい部分ですが、スポーツする方や事故などで外傷を負われた場合には、坐骨神経痛の原因になることがあります。
(4)脊柱管狭窄症
最近は新聞でも名前を見かけるようになりました。
50代を超えた方に見られる症状です。
腰の部分の神経が通る管が狭くなることで、神経が圧迫され坐骨神経痛を引き起こす原因になることがあります。
このような原因によって坐骨神経痛が引き起こされることがあります。
そして、坐骨神経痛が起こると、次のような代表的な症状が出てきます。
・しびれ
・痛み
そして
・歩けなくなる
・階段が昇れない(降りられない)
・寝ていても痛いので不眠症になる
しびれや痛みを感じている間は、ガマンしながらも生活を送ることができます。
しかし、しびれや痛みが続くことで「麻痺」しているように感じるようになると、今までと同じような生活を送ることは難しくなります。
坐骨神経痛の症状は至って簡単な言葉で表せますが、放っておくと暮らしのスタイルや仕事にも大きく影響してくることは間違いありません。
予防と治療方法を知っておこう

まずは治療方法からご紹介しておきます。
■坐骨神経痛の治療方法
治療方法には2つの方法があります。
一つは「手術による治療」、2つ目は「保存療法」と呼ばれる治療です。
それでは順番に見ていきましょう。
(1)安静にして経過を診る
保存療法です。
まずは、無理な行動(スポーツや重い物を持つとか、無理に階段を使うとか)をせず、安静にして暮らしてみます。
1週間くらいで痛みやしびれに変化があるのか、それとも激しくなってくるのか、変わることもなく同じなのかを観察します。
(2)コルセットなどの利用
腰にコルセットを巻いて、腰を安静にしてあげる方法です。
自然の治癒力をアップさせることが期待できます。
ただ、コルセットも着けて効果のある期間がありますので、いつまでもお世話になるものではないと覚えておいてください。
(3)お薬による治療
安静にしていても痛みやしびれが治まらない場合、お薬による治療が行われます。
この治療はお薬(注射や飲み薬など)が使われますので「整形外科」の役割になります。
ひどい坐骨神経痛で私のところへ来院される方もいらっしゃいますが、あまりにも痛みやしびれが強そうな場合には、まず整形外科で痛みやしびれを抑えてから、こちらに来てくださいとアドバイスしています。
カラダ全体のバランスを整えることは大切ですが、痛みやしびれはガマン出来ませんので、先に治療してもらいましょう。
(4)手術
お薬でも治まらない。
そんなときは、整形外科で手術が提案されます。
どのような手術が行われるのかは、整形外科の先生によって変わってきますので、納得がいくまで相談してください。
次は、予防についてお話していきます。
■坐骨神経痛の予防方法
坐骨神経痛を予防するために、もっとも効果的ですぐに出来ることは「ストレッチ」です。
・デスクワークの途中
・立ち仕事の途中
・カラダが緊張でこわばった後など
ときどき以下のようなストレッチを行いましょう。
(1)立った姿勢で足を肩幅よりも少し狭いくらいに開けます。
(2)カラダの力を抜きましょう。
(3)そのまま、両腕を前にゆっくりと伸ばします。
(4)前方にカラダをゆっくり倒していきます。
(5)腰の部分の筋肉が伸びていることを感じてください。(無理に伸ばしてはいけません。ジワジワと伸びている感じです。)
(6)呼吸を止めずに2~3秒キープ。
(7)静かに元の立ち姿勢に戻ります。
この7つのステップを3回~5回行うと、固まった腰の部分の筋肉がやわらかくほぐれます。
これ以外にも効果的なストレッチはありますが、あなたの症状やカラダのバランス、姿勢の癖によって効果のあるストレッチ方法は変わります。
あなたも経験があると思いますが、テレビで放送されたストレッチをマネしてやってみたけれど、効果を感じられない、反対に痛くなった、ということもあります。
これはストレッチが悪いのではなく、あなたのカラダに合っていない方法を取り入れてしまったことが原因です。
ですから、カラダの専門家である、整形外科、整骨院、整体院で、あなたに合ったストレッチ方法をアドバイスしてもらってください。
まとめ
痛みやしびれは本当に気分をげんなりさせます。
特にピリピリとしたしびれは、痛みよりも気持ち悪いです。
いつまでもこんな症状にガマンを続ける必要はありません。
初期の段階の今こそ、カラダの調整をはじめる時期です。
ぜひお近くの整骨院や整体院にご相談ください。
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一人でも多くの方の症状が改善し、痛くないことが当たり前である生活を取り戻していただきたい、そのために少しでもお役に立てればと思い、この整骨院を開院しました。
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お困りごとやお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。