膝が痛くなり、パンパンに腫れ、病院に行くと先生に「膝に水がたまってるね」と言われた経験はありませんか?
多くの方は膝に水がたまって腫れるから痛くなると思い、注射で水を抜くという選択をされるでしょう。
- なぜ膝に水がたまってしまうのか?
- たまった水の正体は何なのか?
- 膝の水を抜くとクセになるから抜かない方が良いと聞いたが、大丈夫か?
そのような疑問はありませんか?!
今回はそのような疑問や不安を解消し、今後の治療法について参考にしていただけたらと思います。
原因
まず、なぜ膝に水がたまってしまうのか?!
それは膝に『炎症』が起こっている事がほとんどと言われています。
炎症が起きてしまう原因としては、
- オーバーユース(使い過ぎ)
- 加齢による関節の変形や軟骨のすり減り
- 半月板や靭帯の損傷
- 化膿性関節炎、シャルコー関節、結核性関節炎 など
↑上記の事が考えられます。
炎症が起きると回復させようと体液や細胞が関節内に集まり、その結果水がたまったように腫れてしまうのです。
膝にたまった水の正体とは?
もうおわかりかと思いますが膝にたまった水はただの水ではありません。『関節液』という体液です。
関節液は透明で粘り気のある液体で2つの大切な役割を果たしています。
1つ目は、ヒアルロン酸やタンパク質を含んでいて関節軟骨の表面を覆っていて、関節の動きやすべりをスムーズにします。
2つ目は、関節軟骨は血液が通っていないので、血液から栄養を取り込むことは出来ません。そこで、滑膜で作られた関節液は関節軟骨に栄養を与えています。
正常な膝にも元々、関節液はあるのですが、この関節液が異常に増えすぎてしまった状態が「膝に水がたまった」状態です。
とくに、膝のお皿の上の部分に関節液がたまりやすいといわれています。
本当に膝の水を抜くとクセになるのか?
「膝の水を抜くとクセになる!」という噂話を聞いた事はありませんか?
これは膝にたまった水(関節液)を注射によって水を抜くという治療自体が関節液を何度も増加させる原因になるわけではありません。いくら注射で関節液を抜いても炎症を起こしてしまう根本的な原因がとれていないと再び水はたまってしまいます。
大切なのは膝に炎症をおこしてしまっている根本的な原因を解消する事です。
何度も膝に注射を打って関節液を抜いているという方は、一度現在の治療方法を変えてみるのも一つの手かもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
膝の水を抜く事は即効性があり、痛みが軽減します。
ただし、膝に水がたまってしまう原因が取れていないと繰り返してしまいます。
どのような治療を選択するかは自由ですが、何度も注射を打っているのに改善がみられない方は、水を抜く治療より炎症がおさまる治療をされる事をオススメします。
「どこに行っても膝が痛いのは治らないわ。」と諦めずに、自分に適した治療をしてもらえれば膝の痛みは改善してくるはずです。
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一人でも多くの方の症状が改善し、痛くないことが当たり前である生活を取り戻していただきたい、そのために少しでもお役に立てればと思い、この整骨院を開院しました。
根治を目指して、私も患者様と一緒に闘います。
お困りごとやお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。