腰部脊柱管狭窄症~痛くて歩けない原因と改善ポイントとは?~

腰部脊柱管狭窄症 原因 改善

最近、新聞や雑誌、テレビをはじめ、病院の待合いなどでも見たり聞いたりすることが増えた「腰部脊柱狭窄症(ようぶせきちゅうきょうさくしょう)」

もしあなたが体の痛みから気になっているのなら、病院で診断されたから気になっているのなら、この続きをご覧ください。

 

あなたにとって本当に必要な改善ポイントがわかるかもしれません。

腰部脊柱管狭窄症とは

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私たちの体には背骨があります。

そして背骨の中に神経の通り道である「狭窄管」があるんですね。

狭窄管は神経の中でも長く、頭から腰のあたりまで延びています。

そのため、狭窄管の中を通る神経が刺激されると、腰周辺に痛みを感じることになります。

この痛みが慢性的な痛みになるまで放っておくと、下肢に気持ちの悪い「しびれ」「痛み」が出てくることがあります。

 

ここで勘の良い人なら気づかれたかもしれません。

そうです。このしびれや痛みは「坐骨神経痛」と同じなんですね。

ということは、腰部脊柱管狭窄症から起こる痛みのことを「坐骨神経痛」とも呼んでいます。

 

ということは、腰部脊柱管狭窄症も坐骨神経痛と同じように

  • 前屈み
  • 座っている

こういった姿勢になると痛みが改善することが多く、立っている状態が続いたり歩くことが多いと、痛みが悪化する傾向になります。

 

腰部脊柱管狭窄症は急激に悪化することはあまりありません。ほとんどの方は放っておくと自然に改善することが多く、重症になる方も少ないです。

しかし、人によっては重症になることもあります。

 

腰部脊柱管狭窄症に似ているのが「閉塞性動脈硬化症」です。

動脈硬化によって下肢の動脈が狭くなり、血液不足から「しびれ」「痛み」を感じることがあります。

腰部脊柱管狭窄症の治療法

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腰部脊柱管狭窄症には治療法があります。

とくにこれらの治療は整形外科で行われている治療です。

(1)コルセット

腰周辺にコルセットを用いることで、痛みや腰への負担を軽減することができます。

しかしコルセットは常用しすぎると、お腹や背中の筋肉を弱めてしまうこともあるため、使い続けるのではなく短期間だけ使うようにしておきましょう。

(2)神経ブロック

痛みが激しく、普段の暮らしに影響が出てきた場合には、整形外科で神経ブロックと呼ばれる注射による治療法があります。

神経ブロックは痛みを緩和させる働きがありますから、痛みで生活や仕事に支障がでている方におすすめです。

これは森の葉整骨院でもありますが、あまりにも痛い場合は森の葉整骨院で治療する前に、整形外科で痛みから解放されることをおすすめしています。

いくら整骨院で治療すると言っても、激しい痛みが残ったままでは集中して改善することができません。

(3)手術

生活や仕事に大きな影響が出てきた場合。

整形外科で痛みやしびれの原因である、神経の圧迫を取り除く「手術」を行うことができます。

痛みだけではなく、歩くことが難しく感じられたなら「手術」しか方法が残っていないかもしれません。

実は腰部脊柱管狭窄症の原因はわかっていない

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腰部脊柱管狭窄症(坐骨神経痛)は、実のところ明確な原因がわかっていません。

そのため医師である整形外科でも「対処療法」がほとんどであり、痛みの原因が明確でないため、風邪のようにお薬で治すことができません。

また、腰部脊柱管狭窄症の代表的な症状である、歩くと痛い、立っていると痛いという状態。

 

人によっては静かに立っていると痛みが和らぐという方もいらっしゃるのです。

 

そして、このような状態は「ヘルニア」にもあります。

どちらも原因が明確ではなく、個人差やこれまでの暮らしから起こっている癖にも関係があるのではないかと私は考えています。

本当に狭窄症だけが痛みの原因なの?

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個人差や暮らしから起こる癖で痛みが起こっているのなら、もしかすると脊柱の狭窄だけが原因ではないのかもしれません。

それよりも、体をバランスよく保つための姿勢に理由があるのではないかと感じています。

(1)痛みが楽になるポイントを考える

腰部脊柱管狭窄症の方は、歩くと痛みを感じることが多いです。

しかし、

  • 座る
  • しゃがむ

このような姿勢をとると、痛みが楽になるという話を聞くことが多いです。

 

この理由は、座ること、しゃがむことで腰の部分を前方に曲げることになり、その動作によって脊柱管の中で狭窄(狭く)なった部分が広がるためだと言われています。

ただこの話で気になるのは、座ると言っても正座すると楽になる人がいるということです。

 

正座をやってみるとわかりますが、腰の部分から上は立っているのとほとんど同じ状態です。

腰から上が前屈していません。

 

ということは脊柱管の狭窄部分は広がっていないはずなんです。

でも痛みが緩和されるということなんですよね。

(2)歩くと痛いけど自転車なら大丈夫

これ不思議です。

自転車を運転しているところをイメージしてもらいたいのですが、腰から上を前屈させているでしょうか。

趣味でロードサイクルを乗り回している人なら、前屈させているかもしれませんが、一般的な移動のために使う自転車の場合、腰から上は立っているのと同じ姿勢だと思います。

そして、その姿勢のままペダルを漕ぐために脚を動かしますので、これはまるで歩いているのと同じか近い状態と言えるでしょう。

でも、自転車では痛みを感じない人がいるんですね。

(3)カートを押すと大丈夫

年輩者の場合、カートを押しながら歩くと痛みが弱まる、または感じないという方がいらっしゃいます。

これも不思議な状態です。

 

というように、3つの不思議なことをお話しました。

 

ここで整骨院の柔整師として考えることは、痛みの原因は脊柱管狭窄だけではなく、体を支えている背中側の筋肉にも原因があるのではないかということです。

痛みの原理としては、背中側の筋肉が緊張状態から解放されると痛みが軽減し、緊張状態に入ると痛みやしびれが起こるという考え方です。

 

もしこの考え方が痛みの原因のひとつなら、あなたの姿勢を正しい状態へ矯正することで、背中側の筋肉にかかっている緊張状態を緩和することができるでしょう。

姿勢を整えると、背中側の筋肉によって姿勢を支えるだけではなく、お腹側の筋肉でも支えるようになり、どこか一部だけが負担を強いられることが減っていきます。

 

もし腰部脊柱管狭窄症と診断され、レントゲンなどを使った検査の結果、狭窄が起こっていることがわかるのなら、整形外科での治療を優先されるのが良いでしょう。

しかし、レントゲンを使った検査でも確かな原因がわからないままであれば、一旦は痛みを和らげる処置を行い、その後、ご自身の姿勢を整えることをはじめられたら、慢性的な痛みやしびれからの解放や、今後の予防にも役立つはずです。

まとめ

腰部脊柱管狭窄症は、原因がわかっていません。

そのため、狭窄が原因の場合もあれば、それ以外の体の癖が原因のこともあると感じています。

何度診察しても治らない。

痛みやしびれが取れない。

解放に向かう気配を感じないまま、待ち時間の長い整形外科へ行くのが面倒に感じてきた。

こんな思いをされている方は、一度「森の葉整骨院」へご相談ください。

あなたの姿勢を整えることで、痛みやしびれから解放されるかもしれません。

まずは体感してみてください

院長 森谷
    • 治療院はたくさんあるけど、どこに通っていいかわからない。
    • 様々な治療院に通ってみたけど、一向に改善する気配がない。
    • 「年だからしょうがない・・・」「仕事だからやむを得ない・・・」と治療を諦めている。

上記のお悩みをお持ちでしたら、初回キャンペーンをご利用いただき、ぜひ森の葉整骨院の治療を体験してみてください!

一人でも多くの方の症状が改善し、痛くないことが当たり前である生活を取り戻していただきたい、そのために少しでもお役に立てればと思い、この整骨院を開院しました。
根治を目指して、私も患者様と一緒に闘います。

お困りごとやお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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