坐骨神経痛の楽な姿勢はある?使える姿勢と予防方法を紹介!

坐骨神経痛 予防法 姿勢

歩いているとき。机から立ち上がろうとしたとき。

長い会議が終わって「やれやれ」と感じ会議室から出るとき。

太ももの裏やお尻に痛みやしびれを感じたことはありませんか?

 

もし、このような動作で痛みやしびれをこれまでからも感じておられるのなら、その症状は坐骨神経痛かもしれません。

 

今回は坐骨神経痛になったとき、少しでも楽に過ごすための姿勢や、痛みやしびれが激しくなる前にやっておきたい予防方法についてご紹介していきます。

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛 姿勢 予防法

坐骨神経痛とは、あなたも一度や二度は聞かれたことのある言葉だと思います。

元は、

  • 腰椎椎間板ヘルニア(ようついついかんばんへるにあ)
  • 腰椎椎間板症(ようついついかんばんしょう)
  • 腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)
  • 変形性腰椎症(へんけいせいようついしょう)

 

このような腰周辺で起こる症状によって、坐骨神経という太くて長い神経が圧迫され、圧迫されることで神経がつながっている部分に痛みやしびれを感じる症状です。

一般的に坐骨神経痛は、痛みやしびれの出ている部分に原因があるのではなく、痛みやしびれが出ている部分につながっている神経の元の部分に原因があることがほとんどです。

 

そのため坐骨神経痛の症状はわかりやすいのですが、どの部分の神経が圧迫されているのかを突き止めることは簡単ではありません。

坐骨神経痛が起こる原因とは

坐骨神経痛 原因 予防

坐骨神経痛の原因として多いのは、先ほどのところでも出てきましたが次の2つです。

(1)腰椎椎間板ヘルニア

脊柱を構成している小さな骨と骨の間には、クッションの役割をする椎間板と呼ばれるものがあります。

この椎間板が、

  • 長時間同じ姿勢を続けるデスクワーク
  • 長時間前屈みの姿勢を続けるラインなどの仕事
  • 負担の掛かりやすい重労働
  • 急激な力が加わるスポーツ

 

このような事象によって、椎間板の中にあるゼリー状のものが、脊柱神経側へ飛び出すことがあります。

その結果、椎間板が変形し、何らかの力によって脊柱の中を通っている神経を圧迫。

圧迫された神経は、痛みやしびれが神経の末端部分に伝わります。

(2)腰部脊柱管狭窄症

一般的に50代以上に見られる症状です。

加齢によって脊柱の中心部分が変形し、中を通っている神経を圧迫することがあります。

神経が圧迫されると、腰椎椎間板ヘルニアと同じく痛みやしびれが起こり、神経の末端部分に伝わります。

 

また腰部脊柱管狭窄症は痛みやしびれだけではなく、人によっては階段が上りにくいとか、残尿感があるとか、つまずくことが増えたといった症状を感じることもあります。

スポーツをした後から痛みやしびれが出てきた場合、非常にわかりやすいのです。

 

しかし、普段の仕事や生活、まして加齢による原因の場合、自分たちではなかなか気づくことができません。

結構、坐骨神経痛はやっかいな症状です。

坐骨神経痛が痛いときに使う楽な姿勢

坐骨神経痛 楽な姿勢 対処法

坐骨神経痛が痛いとき、使える楽な姿勢について紹介します。

(1)寝るとき

寝るときの楽な姿勢とは、多くの方がおっしゃるには

  • 横向き
  • 足を曲げて丸くなる

この組み合わせが圧倒的です。

 

しかし中には仰向けに寝た方が、痛みが少ないという方もいらっしゃるでしょう。実のところ、寝るときに楽な姿勢は具体的に決まっていません。

ぎっくり腰の患者様にもお伝えするのですが、腰周辺の痛みを楽にする方法としては、まずは先ほどの「横向き+丸くなる」を試してみることです。

左右どちらの横向きが楽かを見つけ、その次に、どの辺りまで丸くなれば楽かを探してみてください。

(2)立っているとき

基本はまっすぐ正面に目線を向けます。

おなかの奥に力を少しだけ入れ、お尻の中心に意識を集めて少し閉めます。

足の指は浮かさずに、かかとに重心が乗っているのを感じましょう。

 

「背骨や腰をまっすぐに!」と意識すると、反り腰になってしまう方もいらっしゃいますので、気合いをいれずに自然な立ち方が大切です。

(3)座るとき、立つとき

まず座るときですが、背筋は伸ばしたまま太ももの力で座ることが大切です。

そして座った後は、背骨の先にある骨「仙骨」部分を、椅子の背もたれへ軽く触れるように座りましょう。

この動作をすると、腰への負担も少ないですし、座っているときのバランスも保つことができます。

 

立つときのポイントは、上半身は曲げずに伸ばしたまま。膝を軽く曲げたまま、太ももの力でゆっくりと立ち上がりましょう。

腰の力(反動)で立ち上がろうとする方がいらっしゃいますが、腰への負担が強いため、坐骨神経痛のときにはやめておくほうが良いでしょう。

坐骨神経痛を予防する方法

坐骨神経痛 予防法2

坐骨神経痛は、痛みやしびれを感じ始めた初期の頃ですと、自分で予防することで改善することもできます。

痛みやしびれが激しく、じっとしていても辛い。このような場合は、予防ではなく治療が必要になりますので、次の章がお役に立てるでしょう。

 

それでは予防の方法を見ていきます。

もっとも簡単なのは、椅子に座ったまま、前方向へ手を伸ばし、体を前に倒して腰の骨や筋肉をゆるめるようにします。

ゆっくり呼吸をしながら、4~5回繰り返すことで、固まった骨や筋肉がほぐれ血行も良くなります。

 

予防に関する体操やストレッチは様々な方法がありますが、必ずあなたに知っておいてもらいたいことは、あなたの体に合った方法を覚えて使うことです。

そのためには、整骨院や整体院であなたの体に合った方法を教えてもらい、暮らしの中で実践することが近道です。

坐骨神経痛を早く治したいときは

坐骨神経痛 治し方2

とにかく今すぐ痛みを何とかしたい

このような場合もありますね。特に仕事の予定が入っているときは、変更することも簡単ではありませんので、無理を押してでも何とかしたいものです。

そこで、そういった場合には効果には個人差がありますが整形外科で「ブロック注射」をうってもらうことです。

 

あとは、ブロック注射はそのときだけ効くものです。

いくら痛みやしびれをガマンできたとしても、根本的な治療が終わっているわけではありません。

 

長引く痛みやしびれをガマンしないで、放置せず、カラダの専門家である、整骨院や整体院、整形外科へ相談するようにしてください。

早めの対処は、痛みやしびれから早く解放してくれます。

まとめ

坐骨神経痛は年齢や性別に関係なく、誰もがなる可能性の高い症状です。

ですから普段のプライベートやビジネスでの生活から、予防をするように心掛けましょう。

 

また、痛みやしびれを体験されている方には、今回お伝えしました楽になる姿勢を暮らしに取り入れていただけると、少しはつらい状態から解放されるはずです。

坐骨神経痛はガマンできる症状の時期が長いですが、そういった時期にこそカラダの専門家である整骨院や整体院で体全体を調整しておくことで、つらい痛みやしびれの経験を少なくすることができます。

 

「そのうち治るだろう」とは考えず、今回お伝えしました内容を参考にして、体のバランスを整えてください。

そして、月に2度か3度は、整骨院や整体院で整えておくと、より安心することができるでしょう。

まずは体感してみてください

院長 森谷
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