あなたの膝の痛みは膝上?膝下?膝裏?自分の足でいつまでも歩くために知っておきたい原因と予防

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男女に関係なく、45歳を過ぎる頃から少しずつ膝の痛みを感じることが増えていきます。

歩き続けると痛い。

座ると痛い。

椅子から立ち上がるときに痛い。

また、膝が曲がると痛い。

このような症状に困惑している方もいらっしゃることでしょう。

そこで今回は、膝の痛みについて森の葉整骨院がお話していきたいと思います。

あなたの膝の痛みは何故起こるのか?

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聞きたくないと思いますが、ひとことで言いますと、

年齢が進むにつれて誰にでも起こる骨の新陳代謝の低下

膝って、私たちの体にある関節の中では、そんなに大きなものではありません。

大きさでいうと、肩関節の方が大きいかもしれません。

にも関わらず、膝関節には私たちの体重がズシンとかかっています。

それも1年365日、横になっているとき以外の時間、すべて膝に何らかの力が掛かっています。

これは想像するだけでもわかりますが、相当な負担です。

 

でも、私たちの膝はうまくできています。

負担を少しでも軽減するために「軟骨」というツルツルしていて骨同士の摩擦を軽減してくれるものがあります。

この軟骨、若いときには骨の新陳代謝も活発ですから、次々と新しくなり続けます。

だから、体重や衝撃という負担がかかっても、新しいツルツルとした軟骨が衝撃を吸収し痛みを感じることがありません。

そう、ここで重要なのは「新陳代謝が活発」という部分。

 

人は誰もが年齢を重ねると、新陳代謝が低下します。

ツルツルした軟骨が活発に新品に変わりにくくなります。

そんな軟骨へ負担がかかると、軟骨が新品に変わらないためストレスが溜まり、そのストレスが痛みになって私たちに伝わってきます。

さらに、年齢とともに筋肉の力も低下します。

 

これは誰もが気づくことですが、30代と40代では筋力が全く違っています。

30代なら「力」で解決できたことが、40代に入ると「ちょっと無理」。

こんな経験もあると思います。

このように「軟骨」「筋肉」、2つのパワーが低下することで、膝の痛みが出やすくなってきます。

膝の痛みを放置しておくと歩けなくなる?

膝の痛み 歩けない

これは本当でしょうか?

今すぐではなくても、膝の痛みを放置しておくと、年齢が進むに従って歩けなくなる可能性が高まります。

また、膝の痛みには軟骨や筋力低下という理由はありますが、そこからさらに症状が進み、関節付近に炎症が起こったり、骨の位置がズレてきたりすることもあります。

その結果、

  • 関節が変形してきた
  • O脚が目立ってきた
  • 膝がまっすぐ伸びなくなってきた

または、

  • 膝が腫れている
  • 階段がつらい
  • 痛くて歩けない

このような症状に悩まされることが増えてきます。

こうなると、なかなか自分の足で外出する気にもなりませんし、家の中で座っていたり、ベッドにいる時間が増えたりしてきます。

そうすると、症状が進行して「自分の足で歩けなくなる」ということにもつながります。

これは怖いですね。

もし、40代に入った後、膝の痛みを感じるようになり、普段の生活に支障が出ているなと思い当たるなら、今のうちに治療へ踏み切ってもらいたいと思います。

その痛み、疾患の可能性があるかも?

膝の痛み 病名

膝の痛みには、年齢による軟骨や筋力低下以外に、疾患が関わっていることもあります。

よくあるのが変形性膝関節症と呼ばれる疾患です。

特徴としては、膝の内側に痛みが起こり、膝がこわばります。

同じように膝の内側が痛くなり、膝が腫れているように感じるなら「鵞足炎(がそくえん)」と呼ばれる疾患の可能性があります。

それ以外に、激しいスポーツをされる方の中には、知らず知らずのうちに靭帯損傷が起こっていることもあります。

このような場合、原因が明らかですから、整形外科でレントゲンやMRIなどを使って検査するとわかります。

膝の痛みが気になりだしたら、一度は時間を作って整形外科で検査してもらうと安心ですね。

疾患じゃない痛みの可能性とは

膝の痛み 原因不明

さて、疾患ではない痛みの可能性はあるのでしょうか。

これは関節に起こることなのですが、関節が動く範囲を示す「可動域」が年齢と共に狭くなることで、痛みが引き起こされていることもあります。

このような場合、運動不足などにより筋肉が弱ってきたり、固くなっていたりすることが原因として多いです。

では、この状態を克服するためにはどうすればいいのでしょうか。

やるべきことは、筋肉を増やし、筋肉を柔らかくする

この2つになります。

そのためには、毎日のトレーニングやストレッチが欠かせません。

また、体の専門家からの指導の元、正しい体の使い方を意識して過ごすことも大切です。

間違ったトレーニングやストレッチをいくら行っても、気持ちのいい体に近づけませんし、良くない方向へ進んでしまうこともあります。

書籍や映像を観ながら運動するのもおすすめですが、月に2回くらいは体の専門家に見てもらいながら、あなたの体に必要な運動を教えてもらうのが適切でしょう。

膝が痛いのに原因は腰や骨盤にある?!

膝の痛み 原因

膝の痛みの原因として、膝の軟骨がへってしまっていたり、筋肉がかたくなっている方もいますが、腰や骨盤の歪みや姿勢の悪さが原因になっている方も多いです。

それはなぜかというと、膝を動かす筋肉は太ももについている筋肉です。

太ももの筋肉はスタート地点が骨盤についています。

その骨盤が左右で歪んでいると、膝にかかる負担が左右不均等になり、片方ばかりに負担がかかり痛みが出るのです。

あとは、姿勢が悪いとバランスをとるために膝が浅く曲がってしまいます。

すると、膝にかかる負担が強くなります。

なので、膝の痛みを根本から治すには骨盤を整えて、姿勢を正しくすると効果的です。

今まで色んな膝の治療をしてもらったけど、効果を感じられないのであれば一度骨盤や腰を診てもらいましょう。

膝の痛みの予防と対処法

膝の痛み 予防 対処法

最後に、膝の痛みの予防と対処法をお話します。

予防

一番効果的で、私たちがやるべきことはというと「正しい姿勢で歩く」こと。

いろいろな運動やストレッチがありますが、これに勝るものはありません。

というより、正しい姿勢で歩くために、運動やストレッチをするという方がしっくりきます。

でも、正しい姿勢で歩くと言われても、どのような姿勢が正しいのかわかりませんよね。

また、正しく歩けているのか、自分ではわからないと思います。

人はそれぞれに骨格の癖がありますから、100人が100人とも同じ姿勢で歩くことはありません。

そこで、先ほども少しお話しましたが、体の専門家に「あなたに合った」姿勢と歩き方を伝授してもらいましょう。

鏡を見ながら、体の癖を知り、どの感覚が正しい姿勢で歩けているのかを体験を通して覚えておく。

これが予防に一番効果的なことです。

対処法

予防はわかった。でも、今、膝が痛い。

このような場合、対処法として次のようなことがあります。

・冷やす

膝の痛みで多いのが、膝周辺に炎症が起こっていること。

炎症が起こっているということは、冷やしてあげると痛みが楽になります。

・湿布

近くにドラッグストアがあれば、湿布を買って貼るのもおすすめです。

症状をドラッグストアの薬剤師さんへ伝えて、あなたにあった湿布を貼ってください。

・サポーター

家にあればサポートをつけましょう。

でも、サポーターは「治療器具」ではないことを覚えておいてください。

・テーピング

まわりに詳しい人がいれば、テーピングも有効です。

ただ、体のことがわかっていないと、効果的にテーピングすることは難しいです。

・整骨院や整形外科へ駆け込む

痛みがマックスな場合。

タクシーを使ってもいいですから、整形外科や整骨院へ駆け込みましょう。

1回で完治はしないかもしれませんが、痛みを軽減させてはくれます。

まとめ

膝の痛みは、年齢とともに経験する可能性が高くなります。

これは自然現象ですから、誰もが通る道です。

しかし、できれば膝の痛みを経験したくはありませんし、自分の足でいつまでも歩きたいと考えることでしょう。

 

今回お話しましたように、疾患である可能性もありますから、膝の痛みがひどい場合には、整形外科で検査するのも方法です。

検査をしてもらって、シップや痛み止めを続けていてもなかなか良くならない場合、太ももの筋肉をやわらかくすれば良くなるかもしれません。腰や骨盤にも原因があるかもしれません。

 

いつまでも膝の痛みが続いているのであれば、森の葉整骨院のような整骨院などへ相談していただくと、あなたにぴったりあった施術や運動方法を提案してくれるでしょう。

まずは体感してみてください

院長 森谷
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    • 様々な治療院に通ってみたけど、一向に改善する気配がない。
    • 「年だからしょうがない・・・」「仕事だからやむを得ない・・・」と治療を諦めている。

上記のお悩みをお持ちでしたら、初回キャンペーンをご利用いただき、ぜひ森の葉整骨院の治療を体験してみてください!

一人でも多くの方の症状が改善し、痛くないことが当たり前である生活を取り戻していただきたい、そのために少しでもお役に立てればと思い、この整骨院を開院しました。
根治を目指して、私も患者様と一緒に闘います。

お困りごとやお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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