頚椎症で「首が痛い」「腕や手がしびれる」という方への原因と治療方法

頚椎症 改善

時々首が痛いな肩がこるなと思っていたら、ある日突然激しい痛みが走り首が動かせなくなってしまった。

慌てて病院に行き先生に相談すると、レントゲンやMRIを撮り、「頚椎症ですね」という診断で、痛み止めやシップを処方され通院することに。

電気治療や牽引など様々な治療をし、1、2か月通院したがなかなか良くならない。

そんな先が見えない不安な状況になっていませんか?

できるだけ早めに適切な治療を行わないと症状が慢性化してしまいます。

実は頚椎症には、ちゃんと原因がありそこを的確に治療を行えば症状は良くなります。

もし、ずっと痛みや辛さを引きずってしまっている方は1度治療方法を見直されると良いかもしれません。

  • 首が痛くて動かせない
  • 首から肩、背中や肩甲骨のあたりまでズキズキ痛みがひびく
  • 腕や指先にしびれがでる
  • 歩行障害や排泄障害がある

このような痛みと一生付き合っていかなきゃならないのかしら。と諦めかけている方!

手術をしなくても良くなる可能性がありますので、ぜひ読んでください。

頚椎症とは

頚椎症(変形性頚椎症)は身体がどのような状態になっているのか説明します。

まず、知っているかもわかりませんが『頚椎』とは首の骨のことです。

頚椎は7個あり一つ一つの骨の間にはクッションの役割を果たしている「椎間板」があります。

その椎間板が年齢とともに、水分が失われ弾力性がなくなってきたり、つぶれてきたり、変形してきたりします。

すると、その変形した椎間板が脊髄や神経根を圧迫し、痛みやしびれがでます。

そして、頚椎症(変形性頚椎症)には2つ種類があります。

1、頚椎症性脊髄症

頚椎症性脊髄症

頚椎症性脊髄症とは椎間板が変形しつぶれてきたり、骨の角がとげのように変形したり、靭帯が肥厚することで脊髄を圧迫してしまった状態です。

主に、腕や手、足にまでしびれが出たり、手先の細かい作業が不自由になったりします。

排泄障害や歩行困難になる事もあります。

2、頚椎症性神経根症

頚椎症性神経根症

頚椎症性神経根症は椎間板が変形したり、骨棘(骨の角がとげのように変形)ができたりすることにより、椎間孔が狭くなり、神経根を圧迫してしまう状態です。

首の動作痛(主に首を後ろに倒す動作での痛み)、肩甲骨のあたりや背中に痛み、どちらかの腕や手がしびれたりします。

症状は片側に出ることが多く、両側に出る方はまれです。

なぜ頚椎症になってしまったのか?

頚椎症 原因

そもそも、あなたがなぜ頚椎症になってしまったのか原因はわかりますか?

先ほども説明しましたが、年齢とともに骨と骨の間にある椎間板の水分が失われ、すり減っていきます。

その椎間板が変形し、脊髄や神経根を圧迫してしまう。

しかし、それはあなただけがすり減るわけではなく、個人差はありますが、皆年齢とともにすり減ります。

ではなぜ、あなただけが頚椎症になってしまったか。

頚椎症になっていない同じ年齢の方に比べて、頭を支える首の筋力の弱さや、先天的に靭帯や椎間板が弱いなども考えられます。

ですが、なにより大きな問題なのは首に負担がかかってしまうような姿勢や仕事環境、日常生活だからです。

首に負担のかかりやすい姿勢や仕事環境、日常生活とはどのようなものかというと、パソコンやスマートフォンを使っている時や家事をしている時に頭が前に出ていませんか?

その頭が前に出るような姿勢は首にすごく負担がかかります。

人間の頭の重さは約自分の体重の10%と言われています。

例えば、60キロの体重の人の頭の重さはは約6キロ。

首は常に重たい頭を支えているのです。

しかも、姿勢が悪いともっともっと首にかかる負担が増大します。

あとは、肩の高さが違っていたり首が傾いていたりするとどうなるでしょう。

左右不均等に負担がかかり右側や左側に椎間板がすり減っていき、変形して神経根を圧迫するのです。

それが、頚椎症の原因です。

治療法

頚椎症の改善方法

では、どのように対応すればよいか。

頚椎症はもちろん首の骨や椎間板、靭帯が加齢により変形してしまい、それが脊髄や神経根を圧迫し、痛みやしびれがでている状態です。

しかし、意外なことに頚椎症になっていても痛みやしびれが出ていない人がいるのです。

それはどういう事か?

私は数年前、以前勤めていた治療院で「首が痛くて、整形外科で診てもらったら頚椎症って診断されました」という患者さんが来院されました。

MRIを見させてもらうと確かに頚椎症性神経根症でした。

私は首はもちろん、頭や肩、骨盤、足など身体全体を検査し、骨格のバランスが崩れていたり、硬くなっている筋肉を整えていきました。

すると、1、2ヶ月で首の痛みが改善され初診時に比べたらすごく良くなりました。

そこで患者さんが「先生!だいぶ首の痛みがなくなったけど、今度もう一度整形外科に行くからMRI撮って、どうなってるか診てもらってきます。」と言っていただき、もう一度撮ってきてもらいました。

信じられないかもしれませんが、撮ってきていただいたMRIの画像は治療前と治療後では

ほとんど変わっていなかったのです。

神経根を圧迫してしまっている椎間板は治療後も圧迫しているような状態でした。

なのに、痛みや辛さは改善しているのです。

どういう事かというと、神経根を圧迫している椎間板は首の痛みを作っている一つの原因になっているのですが、それ以外にも痛みを作っている原因があるという事です。

「頚椎症=首が痛くなる」ではなく

「頚椎症+他にも色々=首が痛くなる」のです。

他にも色々とは身体全体のバランスが悪くなってしまっていて首に無理な負荷がかかってしまっていたり、神経の流れが悪くなっていたり、筋肉が硬結している部分があったり。

あとは、心因的ストレスや体調、気圧の変化などでも痛みが強くなります。

その他色々の部分が改善されるだけでも首の痛みなどの症状は改善します。

腰椎椎間板ヘルニアや変形性膝関節症などの方にも言えることなのですが、レントゲンやMRIの画像に映っているものがすべての痛みの原因ではないという事です。

まとめ

頚椎症でお悩みの方!

変形してしまった椎間板や靭帯は手術をしないと取り除く事はできません。

しかし、神経根や脊髄を圧迫してしまっている原因がとれなくても他の要因が改善されれば痛みが改善されるかもしれません。

もちろん効果には個人差がありますが、手術しようか迷っていたり、手術する気はないけど首の痛みとこのまま付き合っていくのは嫌だと思っている方!

諦めないでください。

手術をしなくても、痛みや辛さの症状が改善される可能性は十分にあります!

まずは体感してみてください

院長 森谷
    • 治療院はたくさんあるけど、どこに通っていいかわからない。
    • 様々な治療院に通ってみたけど、一向に改善する気配がない。
    • 「年だからしょうがない・・・」「仕事だからやむを得ない・・・」と治療を諦めている。

上記のお悩みをお持ちでしたら、初回キャンペーンをご利用いただき、ぜひ森の葉整骨院の治療を体験してみてください!

一人でも多くの方の症状が改善し、痛くないことが当たり前である生活を取り戻していただきたい、そのために少しでもお役に立てればと思い、この整骨院を開院しました。
根治を目指して、私も患者様と一緒に闘います。

お困りごとやお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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